団員の声

歌う楽しみ

• マメ大福
• アルト

今日は練習日、なんだか気が重い。
なぜ？　予習をしていなかったからか、あの音が不安だからか、まさか隣の人がやすみだったりして・・・とか、音取り用のCDも聞いてなかった事を反省したり。
気が重い理由がいくつも出てくる。気持ちをふり立て練習会場へ―――。
仲間と挨拶を交わしながら、私も同じよ、音取れてないし・・・、なんて聞くと単純な私は、みんな（？）も同じなんだと思って、ちょっと安心する。練習が始まり、何度も同じケ所を繰り返してくださる先生やピアニストに感謝しつつ、歌の世界に入ってゆく。頭のどこかに“紙一枚の音”を課題にしつつ。
練習を終え、ああ楽しい練習だったと思う。充実感で満たされる。
詞の意味を考え、音の変化に気を使いながら、仲間と作り上げてゆく合唱を楽しいと感じる。まわりの人に助けられながら、時には日常の弱い気持ちを元気づけてくれる。
私はこの団を大切に思う。